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称呼の類似と判断される3つのパターン

前回「ともに同数音の称呼からなり、相違する1音が母音を共通にするとき」について説明しました。今回は、比較する商標が 「ともに同数音の称呼からなり、相違する1音が清音、濁音、半濁音 の差にすぎない」「相違する1音がともに弱音であるか、又は弱音の有無の差にすぎない」比較する商標の「相違する1音が長音の有無、促音の有無又は長音と促音、長音と弱音の差にすぎない」ときについて説明します。

相違する1音が清音、濁音、半濁音 の差にすぎない場合

比較する商標が「ともに同数音の称呼からなり、相違する1音が清音、濁音、半濁音 の差にすぎない」ときは、称呼が類似すると判断されます。

 

「清音」「濁音」「半濁音」というのは「は」を例に挙げると、「は」が清音、「は」に「゛(濁点)」をつけた「ば」が濁音、「は」に「゜((半濁点))をつけた「ぱ」が半濁音となります。 例えばここに「サンシール」 と「サンジール」という商標があるとします。

 

これらの称呼を観察すると両者は共に5音からなる同数音の称呼を持つことがわかります。そしてその違いは第3音目の「シ」と「ジ」の違いのみです。さらに「シ」と「ジ」の違いは清音と濁音の違いのみです。

 

このように比較する商標の「音数が同じ」で「称呼の違いはそのうちの一音のみ」そして「違う音の差が清音や濁音によるものである」という、三つの要件を満たしている場合原則として両者の称呼は類似すると判断されます。

相違する1音がともに弱音であるか、又は弱音の有無の差にすぎない場合

次に比較する商標が「相違する1音がともに弱音であるか、又は弱音の有無の差にすぎない」ときは、称呼が類似すると判断されます。「弱音」というのは、声に出して読んだ時に弱く発音される音の事です。

 

例えばここに「ダンネル」 と「ダイネル」という商標があるとします。
これらの称呼を観察すると両者の違いは2音目の「ン」と「イ」の違いのということがわかります。この「ン」や「イ」は弱音ですから「ダンネル」と「ダイネル」は類似する称呼の商標となります。また「ヤマセ」と「ヤマセイ」という商標を比較した場合、これらの違いは「ヤマセ」の後に「イ」という弱音が在るかないかの違いのみです。

 

この「イ」は弱音ですから、「ヤマセ」と「ヤマセイ」は類似する称呼の商標となります。このように商標の差が「弱音のみ」または「弱音の有無」のみという場合、原則として両者の称呼は類似すると判断されます。

相違する1音が長音の有無、促音の有無又は長音と促音、
長音と弱音の差にすぎない場合

次に比較する商標の「相違する1音が長音の有無、促音の有無又は長音と促音、長音と弱音の差にすぎない」ときは、称呼が類似すると判断されます。

 

「長音」というのは音を伸ばす時に使われるもので、「デーダ」や「ジュース」等の「-」の部分をいいます。「促音」というのは音を詰まらせる時に使われるもので「マット」や「ステップ」等の「ッ」の部分をいいます。

 

例えばここに「レーマン」と「レマン」という商標があるとします。

これらの称呼を観察すると両者の違いは「レマン」の「レ」と「マ」の間に長音があるかないかの違いのみです。このように比較する商標の差が「長音の有無のみ」、「促音の有無のみ」等の場合、原則として両者の称呼は類似すると判断されます。

 


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