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立体商標

商標といえば、トレードマークやサービスマークなどの、平面的な商標を思い浮かべると思います。
しかし、現在の商標法では、平面的な(二次元的な)商標以外に、立体的な三次元の商標の登録を認めています。それらを「立体商標」と呼んでいます。立体商標制度の歴史は浅く、1996年(平成8年)の商標法改正より、世界の主要国に遅れて導入されました。

立体商標として登録が認められる条件は、以下の2点です。

*自他商品識別力を有すること
*不可欠形状でないこと

 

実際に登録になっている立体商標の例

○ お店のマスコットキャラクターの人形

【登録番号第4153602号】
出願日 平成9年(1997)6月2日
登録日 平成10年(1998)6月5日
権利者 ケンタッキー フライド チキン 
インターナショナル ホールディングス 
インコーポレーテッド
 

 

【登録番号第4157614号】
出願日 平成9年(1997)5月30日
登録日 平成10年(1998)6月19日
権利者 株式会社不二家
 

 

○ 銅像

【登録番号第4194983号】
出願日 平成9年(1997)4月8日
登録日 平成10年(1998)7月10日
権利者 学校法人早稲田大学
 

 

○ 飲料容器

【登録番号第5225619号】
出願日 平成15年(2003)7月2日
登録日 平成21年(2009)4月24日
権利者 ザ・コカコーラ・カンパニー
 

 

【登録番号第5384525号】
出願日 平成20年(2008)9月3日
登録日 平成23年(2011)1月21日
権利者 株式会社ヤクルト本社
 

※飲料容器が立体商標として認められるのは大変難しく、コカコーラの瓶もヤクルトの瓶も、識別力を有していることを証明するのに、かなりの時間がかかりました。

 

立体的な人形や容器でも、一目見ただけで、どこの商品なのかが分かれば、それは立派な広告機能を果たしているといえます。みなさんも、身の回りで立体商標を見つけてみてください。

 

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