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アニメ化近し?「ジョジョの奇妙な冒険」最新作が商標出願

登録商標制度は、今や世界的なサブカルチャーに成長したアニメーションの分野にまでその影響度を増してきています。日本で「アニメーション」の略語として使われてきた「アニメ=ANIME」が、海外では日本製アニメーションを表す単語として定着しているほどです。

 

人気アニメとして海外でも人気が高い「ジョジョの奇妙な冒険」に関して、ファンの間では商標出願によって最新作を推理するというムーブメントが起きています。この話題の裏側をのぞいてみましょう。

30年間も人気を維持する「ジョジョの奇妙な冒険」

集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載されている荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年から2004年まで全7部が連載され、現在も第8部が兄弟誌の「ウルトラジャンプ」で連載が続いている人気マンガです。長期連載マンガの中でもストーリーマンガで30年もの間人気を保ち続けている作品は少なく、作品の世界観に共感する多くの読者を飽きさせない魅力が大きな評価を獲得しています。

 

作品は、各部が物語の年代や舞台設定が変わりながら続くという一種の大河冒険活劇もので、海外にも翻訳され世界中に多くのファンがいる大ヒットマンガです。TVアニメは2012年から2016年まで第1部から第4部まで3期に分けて放映されており、2017年には大4部「ダイアモンドは砕けない」が実写映画版が公開されました。全国に数多くいる「ジョジョ・ファン」たちの「第5部のアニメ放映はいつか」という話題がSNSで熱く語られている状況です。

商標出願公報で予測される新作アニメ

このようにファンたちをやきもきさせている「ジョジョの奇妙な冒険」ですが、意外なところからアニメ化の可能性が出てきて、さらに盛り上がりを見せてます。

 

制作プロダクションやテレビ局からは新作について正式には何も発表されてはませんが、2018年1月9日付で特許庁が公開した商標出願公報で、同作品に関する文字とロゴマークが商標出願されていることが明らかになったのです。出願人は「ジャンプ」の発行元である集英社で、出願日は2017年12月20日で、出願内容は「JOJO's Bizarre Adventure Golden Wind ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」の文字、「JOJO」のローマ字を図案化したロゴマークの2点です。

 

「黄金の風」とは「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部のタイトルであり、新しいロゴマークと同時にこのタイトルが商標出願されたことで、制作側が同作品の権利を保護するために出願したと推測されるので、近い内に第5部がいよいよアニメ放映されることを意味していると思われるのです。

年内の制作発表は間違いなし?

実際に、このような人気作品がアニメ化されると、多種多様な関連グッズが販売されるので、作品公開の前に商標出願しておくのが通例となっています。

 

今回の「ジョジョ第5部」の出願では、権利保護する商品区分・指定役務として

  • 「第9類(携帯端末機関連商品)」
  • 「第14類(時計、キーホルダー、ピンバッジ、貴金属類など)」
  • 「第16類(印刷物、文房具、筆記具など)」
  • 「第18類(かばん類、かさ、ステッキなど)」
  • 「第25類(被服、ベルト、履物など)」
  • 「第28類(おもちゃ、人形、ゲーム機、遊戯用器具など)」
  • 「第41類(映画・演劇権、オンライン映像など)」

など多岐にわたっていることから、第5部のアニメ制作が本格的に稼働していることはまず間違いなさそうです。

 

登録商標は権利者に独占使用権を与え、商標法がこれを保護する法制度だけに、出願や登録に関しては一般に広く公開される決まりとなっています。すなわち、アニメ作品の公開をぎりぎりまで秘匿したくても、商標権を取得する以上出願から査定までの期間を逆算すればおのずと限界があるわけです。

 

現在、日本では商標出願からおよそ5ヵ月ほどで査定結果が出るといわれていることから、おそらく「ジョジョの奇妙な冒険・第5部」のアニメ化発表は今年後半と予想されます。今後も商標出願公報は、コアなアニメファンにとっては欠かせない情報源となることでしょう。

 

 

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